15年ぶりに大復活したマクドナルド「かるびマック」で舌の記憶よ、よみがえれ! [PR]

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15年ぶりに復活したというマクドナルドの「かるびマック」の試食会に行ってきました。

最初に登場したのが1998年、その後1999年に再販売、2000年には「Newかるびマック」としてリニューアル、2001年にもさらに再販売され、それから15年です。そうそう、当時もビーフパティのうえにカルビを乗せるというアイデアに「ひえええ」と反応し、実際に食べてみたら「いけるじゃないか」と一転して人気商品になった流れがありましたよね。懐かしい。

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今回の復活販売はマクドナルド45周年記念の「みんなの愛で大復活」キャンペーンの一環だそうで、これまでテキサスバーガー、チーズカツバーガーなどの人気商品が復活していました。「かるびマック」はそのフィナーレとなります。

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開発担当の方からは、あらためて「かるびマック」がビーフ100%のパティのうえにピリ辛のタレにつけたカルビを乗せた、15年前と同じ驚きを念頭に開発されたというご説明がありました。

そして食感を意識してレタスにスイートレモンソース、隠し味にはちみつとテンメンジャンを使っているのだといううんちくも。

でも、まだこの時点でわたしは「どんな味だったっけな」とぼんやりとしていました。肉の上に肉。ビーフの上にビーフ。思い出せるようで思い出せない。だって15年前ですものね。まだ20代ですよ!

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というわけで、現物とご対面です。見てみて、ああー、そうだ、そうだと思い出しました。カルビの部分はタレにからめてあったんでしたね。ようやく食感が思い出せてきます。

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と、記憶が50%ほどもどったところで試食です。どどん。

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ちらっ。

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うむ。ここでゴマ入りのスプリットバンズについて思い出します。そうそう、これ、ふだんのバーガーでももっと使ってほしいと思った記憶があります。

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がぶりとひとかじりして、ようやく記憶がすべてよみがえります。そうそう、これですよこれ。90年代の味です。

当時はこれが斬新で、パティばかりが増えるアメリカ流のボリュームの増やし方とは一風違った、日本流のバーガー作りとして評価されたのですよね。

でもなんだか、もうひとかじりしていると、記憶と違う味も口の中に広がってきます。パティとレタスのあいだにさわやかな味わいがあって、肉の印象が濃すぎないように打ち消しているのですね。スタッフのひとにきいてみると、それが今回使用されているスイートレモンソースだそうです。

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**おまえか! えらい! **

今回は肉のおいしさもさることながら、最後はこのソースにすべてを持っていかれた気がします。ほんのりとした酸味が、肉の味とよいアレンジでちょうどいい。

舌の記憶というのは奇妙なもので、触れた瞬間に当時あったことを雰囲気としてよみがえらせたりさせつつも、それからの時間の経過が新しい発見も与えてくれます。舌が肥えたともいうのでしょうけれども、懐かしくも新しいというのが素朴に楽しいです。

当時も、マックにかじりつきながら仕事をしたり、本を読んだり、いろいろしていましたよね。そして、これからもきっと。

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というわけで、記憶を呼び覚ますビーフ・オン…

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ビーフ!

この記事の投稿時点ですでにキャンペーンは始まっており、期間は2016年12月中旬までのほんの少しの間。販売価格は単品390円、セットで690円。90年代の若者たちは、ぜひ足を運んでみてください!

あと、オリジナルデザインマックカード2000円分があたるというツイートキャンペーンも行われているということですので、ツイッターをしているかたはこちらもごらんいただければ。

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2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。