ブラックもいいがホワイトも。郡山のめん処「成」の塩そばを食す

2013 年 11 月 14 日

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郡山には通称「郡山ブラック」と呼ばれる黒い濃厚スープのラーメンがあると聞いて、いくつかお店はあるそうなのですが、そのうちの一つ、めん処「成」(せい)にやってきました。

色が黒いラーメンというと他に「富山ブラック」が有名で、そちらは醤油を濃くしたスープが起源ということもあってしょっぱい味と聞いていたのですが、郡山は果たしてどんな味なのでしょう。

しかし、なるほどこれが郡山ブラックか、と黒中華そばのメニューを確かめていると、いきなり脱線してしまいました。## 郡山…ホワイト?!

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メニューを拝見するとなるほどこれは黒そうな黒中華そばが。しかしそもそもなぜブラックなんだっけとiPhoneで検索をしたあたりから脱線してしまいます。というのもこんなブログを見つけてしまったから!

美味しいラーメンをたくさんいただいてますがなかでも、ラーメン通の皆様にも安心してお勧めできる好みを突き抜ける旨さの一杯を出すお店を思い出しました

【本物は色あせず】めん処 成(郡山)| タンメンで溺れる男

こちらの方はすでに郡山ブラックと呼ばれる支那そばをいただいておられ、その次にはこちらと心にきめていた塩そばを召し上がったそうで、その記述が実においしそう。ということで同行の皆様が黒中華そばを頼む中で一人だけ塩そばに卵をトッピングでお願いしてみました。

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これが塩そば。普通の塩ラーメンよりも塩からさは控えめでむしろほんのり甘い味わいです。青森シャモロックの鶏ガラスープの味が重層的でスープだけでも飽きさせません。いや、好みですこういうラーメン。

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麺もコシがあってスープとよくあいます。あ、あと卵のトッピングも大正解ですね。

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スープまで飲み干すと先ほどのブログにあったとおり、「ARIGATOU」の文字が。ちょっとお腹が重いですがご褒美みたいで嬉しいですね。

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せっかく来たのですから黒中華そばも向かいに座っていた「め~んずスタジオ」のアスカさん(@asuka_xp)につまませていただきました。

味は甘く、色からイメージするほど塩辛くもありません。食べやすい。しかし確かに、塩そばのあっさりとした味わいに比べれば香りも味も濃いのでこれは好みがわかれそうですね。

めん処「成」は郡山駅から西に3kmほど、市役所にほど近い場所にあります。郡山ブラックは「この店」と決まった場所があるわけではなく、数店舗のラーメンの呼称であるみたいですので、他にも店を検索してゆくとよいかもしれません。

しかし僕はもうこの塩そばでいい気がしますね。郡山ブラックならぬ、郡山ホワイト、なんて。流行らないかしら。

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堀 正岳 (Masatake E. Hori)
2011年アルファブロガー・アワード受賞。ScanSnapアンバサダー。ブログLifehacking.jp管理人。著書に「ライフハック大全」「知的生活の設計」「リストの魔法」(KADOKAWA)など多数。理学博士。

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