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今回の旅の目的地はカナダ、アルバータ州のジャスパー、バンフ国立公園、そしてエドモントンといった街です。

アルバータ州は、カナダ西海岸側に位置していますが、広大で険しいカナディアンロッキーを含みますので、そこに到達するには飛行機で山を越えてカルガリーの街に出るか、あるいは鉄道を利用してバンクーバーから抜ける必要があります。

たいていの場合は時間もありませんのでバンクーバーからカルガリーにトランジットするわけですが、今回はあえて時間をかけ、VIA鉄道を利用してアルバータに向かいます。

旅の楽しみは当然その目的地だけではなくて、その道のりにあります。この山越えのルートは一足にカナダの懐深くに攻め入るのではなく、じわりじわりとロッキー山脈の大自然に抱きこまれてゆくような、大都会から万年雪の世界へ時間をさかのぼってゆくような旅になるのです。

機内食が力入っているANAの国際線

ところで今回は、バンクーバーまで羽田発のANAの国際便を利用しました。羽田の国際便を使うことも初めてですが、夜遅くに出発する便は初めてです。

仕事で西海岸にゆくことが多いと、どうしても成田・アメリカ西海岸間の9-10時間といった程度のフライトはほとんど気にならなくなります。

すこし食事をし、ちょっと眠ればもう到着なのですが、それと比べてもバンクーバーへの直行便はあっという間です。

羽田を出発して時間にして8時間と15分。途中で食事をいただき、眠るともなく眠ると、もうブリティッシュコロンビア州の沿岸が見えてきます。しかも夜10時頃の出発なら到着時点での日本時間は朝の6時と、とても眠い時間帯です。

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ANA の国際線と聞いて楽しみにしていたのが機内食です。以前この記事で紹介した通り、ANAでは多くの料理人の試行錯誤、繰り返し行われる社内やFacebook上のアンケートによってクオリティを高め、人気を十分調べた機内食が提供されます。

この日、和食に出てきたのは釜揚げしらすご飯。まさか熱いしらすご飯を機内で食べられる日が来るとは。

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美味しいだけでなく品目も多く、そばと豆腐、和物などが彩りを添えていました。そしてデザートにはハーゲンダッツのアイスクリームまで出てきてとても満足できます。

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機内食でもうひとつ面白かったのはこちら。自社開発したかぼすのジュースで、酸味がきつくなりすぎないようにはちみつなどとのブレンドをおこなっています。

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一眠りしたあとの眠い時間帯に朝食がやってきましたので、ここで注文するときりりとした酸味と香りで目が覚めてきます。数に限りがありますが、これはぜひ目覚めたあとのタイミングでいただきたいものです。

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そうしているとあっという間に西海岸が迫ってきました。特に今回は太平洋上を南寄りのルートを通っています。どうやら良い追い風をつかんで、快調に予定よりも早くの到着です。

トーテムポールが林立するバンクーバー空港

バンクーバー空港はカナダの玄関口ということで、たいへん賑わっている空港です。バンクーバー自体が深い湾のなかにできた自然の良港で、ここには調査によって知られているだけで一万年ほどまえから人間が住んでいます。

街の名前、バンクーバーはここに探検でやってきたジョージ・バンクーバーの名前にちなんでいますが、そのずっとまえから、ここにはスクアメッシュ族、マスクィーム族など、先住民族たちが定住していたのでした。

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そうした事実を思い起こすために、空港に林立していたのは、インディアンたちのトーテムポールです。きっと空港のデザインのテーマらしく、入国審査の広間、アトリウム、中庭などにも、さまざまな模様や動物をあしらったトーテムが飾られています。

トーテムポールは、家の柱や、記念碑、墓標などの役割を演じた柱状の木の彫刻で、そこには先住民族たちの出自、家系、伝説や物語が表彰されています。

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歴史の流れによっていまは少数派となり、社会的にも経済的にも不利な境遇に陥ることが多いインディアンとの融和なアメリカだけでなくカナダでも大きな課題です。

空港のデザインが強い印象を残すトーテムを採用しているのも、そうしたこの土地の来歴を、カナダの入り口に足を踏み入れた時から思い起こさせるためなのでしょう。

VIA鉄道駅を目指してシティセンターへ

バンクーバーのVIA鉄道駅であるPacific Central駅は空港から街の中心部へと移動し、バンクーバー湾の奥まった所まで地下鉄で移動します。

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左下が空港で、ここからまっすぐ北の Vancouver City Center まで10駅ほど移動です。

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チケットは zone 2 で $7.75。クレジットカードで購入しますが、日本と違って改札でも誰もチェックしている様子がありません。大丈夫なのかしらこれ。

さて、次回はバンクーバーで今回の旅で使う SIM カードを購入し、Pacific Central Station へと歩を進めます。

今回のアルバータ州訪問レポートについて

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アルバータ州観光公社の依頼を受けたネタフルのコグレマサトさん(@kogure)のお誘いで参加しています。アルバータ州観光公社には渡航費、宿泊、現地での案内をお世話していただいています。記事の内容はすべて私(@mehori)の見たまま、感じたままに書かせていただいています。Thank you Alberta!

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